サービス
中間処理場
中間処理場は、最終処分場で廃棄物を埋立処分する前に、産業廃棄物を粉砕・圧縮・梱包などの処理により、形状を変えたり、量を減らしたり、無害化・安定化させた廃棄物を再資源化して、最終処分量を限りなく減らす施設です。
● 受入品目【産業廃棄物】
- がれき類
- 紙くず
- 木くず
- 繊維くず
- ゴムくず
- 金属くず
- ガラスくず
- 廃プラスチック類
- コンクリートくず
- 陶磁器くず
処理能力
日量 2,400トン
保管量
25,000m3
整地面積
50,000m2
● プラントMAP
コンクリートガラ破砕処理ライン
解体現場から運び込まれたコンクリートガラを、プラント内の破砕機に入れるための前処理として小さく破砕します。通常は工事現場などで使用する最大開口幅1.8mで最大出力をもつ圧砕機により、大きな塊や特殊なコンクリートガラも破砕が可能です。さらに、特注の小割圧砕機により硬度なコンクリートも細かく破砕。細かくなったガラを破砕機に投入し、高速回転する打撃板で破砕処理をしますので、高い破砕性を実現します。
破砕したコンクリートガラは再利用され、再生砕石として製品化されます。再生砕石は、路盤材や埋め戻し材など、さまざまな用途で利用されています。
スペック
大割圧砕機 1台
小割圧砕機 2台
取扱製品
コンクリートガラ
混合廃棄物高度選別処理ライン
混合廃棄物(土砂、がれき、木、紙、繊維、ゴム、金属、ガラス、廃プラスチック、コンクリート、陶磁器などのくず類)を選別破砕処理し、その中から再利用できる資源を選別します。ブラシ式選別機では、木くずや廃プラスチック類などの軽い廃棄物を飛ばし、鉄などの金属くずが、高磁力プーリーを採用した磁選機によって選別されます。水分を含んだ廃棄物は、目詰まりに強い特性をもった分別機で選別。振動ぶるい、比重選別機など、何段階ものプロセスを経て混合廃棄物を選別します。
また、選別室を快適な環境にするため常時大量の空気を送り込み、室内を陽圧(内部の圧力が外部より高い状態)にすることにより、常にクリーンな状態を維持しています。さらに空調機により作業に適した快適な室内温度を実現しました。
取扱製品
土砂、がれき、木、紙、繊維、ゴム、金属、ガラス、廃プラスチック、コンクリート、陶磁器などのくず類
二軸破砕機ライン
廃プラスティック類などの廃棄物を破砕する「二軸破砕機ライン」。木くず、ゴムくずなどさまざまな廃棄物を破砕することができます。
導入している破砕機は、船舶で使用する太いロープや大型タイヤなども切断できるほど破砕力をもつ破砕機です。
破砕した廃プラスティック類などの廃棄物は、主にサーマルリサイクルに活用されます。
取扱製品
廃プラスチック類、木くず、ゴムくずなど
圧縮機ライン
破砕された廃プラスチック類を圧縮・減容する「圧縮機ライン」では、廃プラスチック類のかさ比重は軽いため、圧縮機により締固めて約1m四方のブロックになります。本ラインでは、ハイパワーの圧縮機によって反発性の高い廃棄物も圧縮することが可能です。運搬の効率性、経済性を考慮し、物流の燃料削減によって環境保護にも貢献しています。
圧縮された約1m四方のブロックとなり運ばれる
残土混入廃棄物選別ライン
残土と廃棄物が混入した廃棄物を選別機にかけ、廃棄物を排除し残土を選別します。混合廃棄物ラインと同様に、大きさで選別し、高粘性・含水率の高いものは特殊なロールスクリーン選別機に。水分量の少ないモノは振動ぶるいと段階を踏んで、ていねいに分別します。さらには、比重選別機、非鉄金属も取り除ける高磁力磁選機や、手選別などのプロセスを経て、廃棄物と残土を選別することが可能です。
スペック
1時間あたり400tの処理が可能
取扱製品
残土と廃棄物が混入した選別不可能な廃棄物
廃棄物選別場および保管場
運び込まれた廃棄物を各処理ラインに搬入する前に、手作業で選別するための広い空間を確保しています。安全かつ的確に選別することができ、さまざまな廃棄物を大量に保管ができることで、リサイクル率の向上につながります。さらに選別場と処理後の廃棄物の保管場を分けることで、車両の搬入と搬出の動線を別々に確保することができ、混雑することなく迅速で安全な荷下ろしが可能となっています。
重量測定器
車輌に積載された積荷の重量をトラックに積載したまま計る大型の計量器を導入しております。重量60tまで対応しておりますので、乗車したまま重量を確認することができます。
BUSINESS PARTNER
協力会社